自分はこれまで1回転職しているのですが、転職して良かった点もあれば、悪かった点もあります。今回はその経験を綴っていきます。
何故転職しようと思ったか?
自分は新卒で物流系の会社に5年間務めた後、昨年商社に転職しました。
転職の理由としては表向きはスキルアップをしたかったという理由です。(実際の転職面接ではこの理由で押し通しました。)
しかし本音は業務上、休日がシフト制だったので土日休みが希望していたことと、24時間365日トラブル対応(休日対応)しないといけない状態だったので、この仕事をずっと続けるのは体力的に無理だと思ったので転職を決意しました。
転職の際に使用した媒体
転職の際に使用した転職サイトはこちらの記事に記載したマイナビ転職、リクナビNEXT、エン転職の3つです。
転職エージェントに関してはワークポート、リクルートエージェント、アデコ等を使用しましたが、転職先に関してはマイナビ転職で選んだ会社に縁があり、入社を決めました。
以上が簡単ではありますが、転職に至るまでの簡単な経緯となります。そして以下に本題の転職して良かった事、悪かった事となります。
転職して良かった点(メリット)
①シフト制→土日祝休みになった。
これは自分にとって本当に大きい変化でした。入社以来、2連休が月に1度、お盆休みも無し、年末年始も2連休のみ、という状態でした。5年間で3連休を2度取ったのみでした。
転職後はいきなりお盆休みが1週間あり、年末年始も9連休、今年のGWも8連休でした。
これだけしっかりと休日が取れると予定も立てやすくなりますし自分の為の時間もしっかりと取れるようになりました。
②休日対応が無くなった。
①に続くことですが、会社自体が土日祝休みなので、余程のことが無い限り休日対応が無くなりました。実際、入社後休日対応は1度のみで、勿論代休有りです。
これはシフト制の仕事あるあるなのですが、休日出勤して代休取ろうとしても通常業務との兼ね合いで代休自体が取れず、会社によっては消化されるという悪循環に陥るんですよね。
自分の場合は退職時で代休が20日位残っていたので有給扱いで全て消化はできました。
③通勤時間が短縮された。
こちらの記事で書いているのですが、やはり「時は金なり」です。
- 転職前→ドアtoドアで約1時間
- 転職後→ドアtoドアで約20分
更には始業時間も現在の方が遅くなったので朝の時間にかなり余裕ができました。
④無駄な会議・打ち合わせが無くなった。
前職は従業員が約50人で、それに係る各部署があったので、毎週、毎月と様々な会議や打ち合わせがありました。定期的なものから、突発的なトラブルに対応する為の打ち合わせ、更には会議の為の前準備の為の会議など、目的があやふやな状態の会議が乱立する状態でした。人数が多いので仕方ありませんが・・・
転職先は前職よりずっと規模が小さいので、まず会議というものが3.4か月に1度しかありません。
更には打ち合わせと言っても全員同じオフィスなので立ち話で物事を進めるという状態です。
圧倒的に会議に割く時間が減りましたが、ただ大事な事柄を決めるべき場面でも簡単な打ち合わせで済ませてしまう傾向があるのでそこは改善点だと思っています。
⑤個人のスキルが活かせる(伸ばせる)環境下になった。
自分は元々英語が好きでそのスキルを伸ばしたいとずっと思っていました。前職では英語を使用する機会は全く無かったので転職時の1つの軸として英語を使用できる会社をメインに転職活動をしていました。
現職では海外出張もあり、海外の人と英語でメールのやり取りをする機会もあるので、スキルを伸ばせられる環境下に身を置けていると思います。
転職して悪かった点(デメリット)
最初に書いている通り、転職して全て良かったとは言えません。以下が悪かった点です。
①会社の合わない人とも嫌でもやり取りしないといけない。
前職では人数が多い分、自分にとって合わない人が居たとしても、そこまで接する機会が無かったので人間関係で悩むことはありませんでしたが、現職では規模が小さい分、自分と合わない人が居ても何かしらでやり取りしないといけません。
ですが嘆いても仕方無いですし、嫌なら辞めたら良いだけだと思っているのでそこは割り切って淡々と物事を進めていっています。
②会社のシステムがアナログな部分が多い。
前職ではシステムの担当の部署があり、業務をしていく上でのシステムの構築、修正などをしてもらっていましたが、現職ではそういった部署も無く、正式な担当者すらいません(-_-;)
業務で使用するシステムツールに関しては以前在職していたシステム担当者(現在は退職済)が開発、作成したツールを使用しているのですが、自分にとっては扱い辛い物もあります。
しかし、改善しようにもシステムに関しては他の人が兼任でメンテナンスを行える程度で、根本的に仕組みを構築し直せる人はいません。
自分もある程度エクセル、アクセスは扱えるのですがプログラミングなどの専門知識は無いのでシステム構築まではできません。
ただ、嘆いていても仕方ないのでまずは自分で変更できる箇所から少しずつ修正するようにしており、逆にこの状況になることで前職よりもエクセルやアクセルスについてより深く学べているプラスな面にもなっています。
まとめ:転職してよかった!
上記に転職しての結果をまとめましたが、個人的には初めての転職としては成功と捉えています。
実際入社してからの細かな環境下などは入ってみないと分からないある意味ギャンブルだと思っていますし、極論何も動かないよりかはマシだと思うのです。
後、大前提として年収面ではほぼ同じです。年収アップしていない点も悪い点と言えばそうですが、自分としてはそれに代わる「時間」を大きく得ることができたのでそこまで気にしてはいません。(今後気にしていくかもしれませんが(^^;))
通勤時間が短くなったことやトラブル対応で時間を割かれることが無くなったので、自分の為の時間を作れたのでこうして副業でのブログや自己投資の時間を充てることができました。
また、現在の会社のアナログな点に関しても自分が勉強してシステム化できる部分に関しては随時変更するようにしているので、「何を変えるべきか、どう変えるべきか、それをどう実行するか」という考えは以前より増えた気がします。
ただ、今の会社でずっと働くかどうかは全く未定ですし、更にスキルアップしたいという思いもあるので現状に満足だけはしないようにしていきます。