現代では転職=マイナスイメージでは無い!

ビジネス

今回は【転職】という概念そのものについてです。

これまで日本では大学を卒業して新卒で入社した会社に長く勤めるという働き方が一般的でした。どちらかというと自分もそれに近い考えでした。

ただ、時代の流れと共にそういった考えは徐々に変化していっています。

今回の記事では転職は決してイメージが悪いものではないということを説明していきます。

昔の時代の転職のイメージは?

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日本人の価値観では、仕事を途中で変えるようなことをせず、同じ会社で働き続けることが、スタンダードな文化とされていました。

社員を一度雇用したら、定年まで解雇することはしないという終身雇用制度が、多くの日本の会社では設けられています。

ただ近年、働き方の多様化によって、終身雇用という考え方が時代に合わなくなってきている面もあります。

このような時代背景の影響もあり、この先も今勤めている会社でずっと働いていくべきなのかどうかと転職について考える人も増えてきています。

また、ここ直近ではコロナウィルスの影響により、仕事という概念が大きく変わってきています。

これまで当たり前にあった仕事・業界でも今後は間違いなく衰退していくものも出てきて、今後は人材の動きもかなり流動的になることが予想されます。

初めての転職は何歳までにするべきか?

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日本国内で転職をする場合は、30歳前後が狙い目です。

実際に転職をする人は30歳前後が多く、うまくいきやすいといいます。なぜ転職するのかというと、それまでの経験を活かしてよりキャリアアップをするためには、30歳前後がちょうど良い時期だからです。

例えば、高卒、大卒時点のどちらの場合でも同じ会社でずっと働いていると、30歳時点で7~10年近く仕事をしてきていますので、十分な実績や、スキルを持っています。

それだけの年月で同じ会社で働いていれば、ある程度の経験を積み多くのスキルは身につけることが出来ます。

その為、30歳までに今後の人生を考え、より高い待遇の会社やさらなるスキルアップを考える人が多くなるのも、理解が出来ます。

また、これ以上年齢を重ねてしまうと転職がより難しいものになってしまうという点も、転職を考えるようになるきっかけの1つと言えるでしょう。

30代までの転職と、それ以降の退職は難易度が全く違いますので、転職が可能なうちに、行きたい会社への転職を挑戦してみると良いでしょう。

自分は28歳の時に新卒で入社した会社を5年間勤務して辞めました。そして未経験の営業職種ができる企業に転職しました。応募数も10社前後でしたが、約1か月でスムーズに内定を貰えました。

おそらく、30歳前ということで未経験という立場からもポテンシャルを見込まれてのことでしょう。

これが40歳とかになり、いきなり未経験の職種に挑戦となると、余程の経験やスキルが無いと採用されるのは難しいと思います。

転職はあくまでプラスイメージを持つことが大切

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例えば、現職に何かしらの不満があり、転職を決意したとします。すると、もしかすると環境改善&年収アップに繋げられるかもしれません。

実際に自分は転職したことによって環境面が大きく変わり、

  • 通勤時間:電車で往復2時間→徒歩で往復20分
  • 休日  :約90日→約130日

このように環境が大きく改善されました。一見、嫌な事から逃げているように思われがちですが、本人とって苦しい状況から抜け出せて、かつ収入面もアップすれば何ら悪いイメージなど付けようがありません。

これがつい数十年前は当たり前の考えではなく、苦しいことがあってもひたすら我慢して転職=逃げというイメージが先行していました。

こういった時代ではなく、自分の意志で未来を決めることが出来る時代に生きているだけでも、我々はかなり恵まれているといえます。

また、これからの時代はより「個」のスキルが重要視されてきます。どんな企業に属しているかは勿論大事ですが、それ以上に「何ができるか?」という事がかなり重要視されてきます。

そういった中で自分自身、一体何ができるのかを今一度見直した方が良いですね。

現職でスキルを積み上げていくか、転職して違う環境でステップアップするかという事を普段から熟考するようにしましょう。

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