今回は誰しも悩むであろう、退職を伝えるタイミングについて綴っていきます。
まず最初に退職を伝えるタイミングについてが下記となります。
会社内での秘密は必ずばれる。
自分は昨年、新卒で入社した会社を退職し、新しい職場に転職しました。
順番としては、上司に転職の旨を伝える→転職活動→内定→社内に退職の旨を伝えるという順序でした。
その際感じたことは、会社という組織の中でには、秘密は絶対にばれる、ということでした。
上記に書いた通り、まず退職の旨を直属の上司に伝えました。
勿論今すぐという訳ではなく、ゆくゆくはということでその際に以下のように時間軸の設定もしました。
- 半年前~業務引継ぎマニュアル作成
- 3か月前~退職の旨を社内通達及び引き継ぎ開始
- 1カ月前~社外及び取引先に退職通達及び後任紹介
ざっくりとですが上記で設定しました。
上司はこれにそって進めていくに従い、まずは僕の退職の旨を社長に通達、その後少しずつ社内にも伝えていくということでした。
ただ、もし仮に業務の引継ぎ上、社内の誰かに退職の旨を伝える場合は必ず僕に連絡を入れ、伝える人には他人には絶対に言わないよう釘を刺すと約束しました。
しかしある日、僕が仕事をしていると他部署の人から
アトさん、仕事を辞めるんですか?
唐突に言われ、自分は言葉に詰まりました。そして
あぁ、、、まぁそうですね、、、
と言葉を濁すように話すしかありませんでした。
よくよく話を聞くと、上司が業務の引継ぎ上、どうしても伝えないといけない他部署の社員に僕の退職の旨を伝えた際、(この連絡は僕も聞いていました。)そこから広がっていってしまったとのことです。
いずればれるということは分かってはいましたが、それでも社員が退職するというのは組織にとって重大事項であり、情報の取り扱いには慎重になるべき案件です。
そう思っていた中での一種の情報漏洩に近い広がりだったので、僕自身も正直ショックを受けましたし、上記のスケジューリングに沿っての動きを再度修正した経緯があります。
ただ、この件で僕自身も以下のことを学びましたし、ある意味教訓にもなりました。
人は噂話が大好き
これに尽きます。
極論、組織の中で「この人なら秘密を話しても大丈夫」というのはあまり思わない方が良いと思います。
そうした中で、退職の旨を社内に通達する際には、1人に伝えた時点で少しずつ社内全体に広がっていくという覚悟で動いていきましょう。
あくまで退職を伝える為のスケジューリングを立てるのが大前提ですが、どこかのタイミングで破綻した場合というのも必ず頭に入れておきましょう。