この記事はこのような人向けです。
- 転職したいけど転職サイトと転職エージェントのどちらを使用したらいいか?
- それぞれのメリットとデメリットは?
転職サイトのメリット
選考スピードが早い
転職エージェントだと、【求職者→エージェント→企業】とワンクッションを挟むので、そのエージェントのスケジュールによってはなかなかスピーディーに選考が進まない場合もあります。
その分、リクナビNEXTのような転職サイトだと直接企業に応募できるので選考スピードがエージェントと比べて早いと思います。
求人数は転職サイトの方が多い
一般的に企業が求職者を募集する際にかかる費用は、ハローワーク→転職サイト→転職エージェントの順に高くなると言われています。
企業規模も千差万別の中で、採用コストに多大な費用を掛けることが出来ない企業も沢山あります。
そういった企業は、やはりエージェントよりかはサイトメインで採用広告を打つ場合が多いようです。
後、よっぽどの地場企業の場合は、全国から応募がある前提の転職サイトは使用せず、ハローワークに掲載する場合が殆どです。
転職サイトのデメリット
選考に関する調整を全て自分で管理しないといけない。
応募~選考まで全て自分で管理しないといけないので、応募数が多いとそれだけ管理数が煩雑になってきてしまいます。
応募した企業の中には、「合格者のみ通知」のような企業も多々あるので、そういった事を逐一把握しておくのもなかなか大変です。
求職者は記載情報からでしか求人情報を確認出来ない。
転職サイトに様々な企業の情報が記載されていますが、求職者はそこに記載されている情報をもとに応募するかどうかを決めるので、求人情報がきちんと記載されていないと、そこの企業に応募して良いかどうか迷いが生じます。
実際、求人情報を見ても「休日・休暇」の欄で「週休2日制」としか記載が無い場合などが多々あります。
この記載だけだと週休2日制はシフト制?年間休日は何日?お盆、年末年始は?有給は?等々、、様々な疑問が浮かんできます。
転職サイトだとこのような疑問を応募前では確認することが出来ないので、ある意味博打的な要素もあります。
転職エージェントの場合だと、こういった未記載の情報についても事前に確認してくれる事の方が多いので、情報面では転職サイトの方が不利だと思われます。
転職エージェントのメリット
応募手続きなどを全て代行してくれる。
DODAやマイナビエージェントのような転職エージェントを利用するメリットはまずこれに尽きます。転職サイトでのデメリットを全てエージェントが打ち消してくれるので、そこだけでも利用するメリットとしてかなり大きいです。
エージェントも企業と求職者をマッチングさせないと仕事になりませんので、求職者が企業と合致すると思えばエージェントからも一押ししてくれます。
書類添削、面接フォローなどもしてくれる。
自分が転職エージェントを利用した際は、事前に持ち込んた履歴書や職務経歴書を添削してくれましたし、企業別の面接(質問)対策も行ってくれます。(面接に同行するエージェント会社もあるようです。)
様々な情報・条件も確認・共有してくれる。
転職サイトのデメリットであった求職者が知りたい情報も企業に直接確認してくれますので、入社後のミスマッチが少なくなるのも大きなメリットです。
また、転職に際して大切な年収という面でもエージェントが代わりに交渉してくれますので、年収面での不安も全て一任できます。
転職エージェントのデメリット
対人となるので、相性の有無がある。
エージェントもやはり人ですので、求職者との相性も勿論あります。
自分が転職の際にエージェントを何社か利用した際もやはり話をした雰囲気などで合う・合わないはありました。
自分の中の感覚で合わない人に転職についてを全て一任するのも多少不安があると思います。
かといって自分に合う転職エージェントがいるかどうかもある意味博打に近いものがあるのでそこは割り切って様々なエージェントを利用してミスマッチを防ぐしかないと思います。
企業と直接やり取り出来ないので、選考結果に多少時間がかかる。
転職サイトのメリットであった選考スピードはやはりワンクッション挟むので、多少スピードは落ちます。
エージェントも常時、多い時だと数十人規模の求職者の選考を調整しているので多少のタイムラグは発生するかもしれません。
転職エージェント主導の転職活動になってしまう恐れもある。
上記にも書きましたが、エージェントも企業と求職者をマッチングさせないと仕事になりませんので、求職者の希望条件全てを快く受け入れてくれる訳ではありません。
自分が希望する条件とエージェントがその人に合うと思った条件に相違がある場合、やはりそちらに誘導されることはあります。
自分もエージェントを利用した際に勤務地に関してある程度の希望があった中で、エージェントからしてみると範囲が狭まると紹介できる企業が少なくなるのでそこはフラットにするようにということを言われました。
ある程度相手の意見を受け入れつつも、自分の中の譲れない軸はしっかり持つことが大切です。
転職サイトと転職エージェントはどちらが使いやすいか?~まとめ
転職サイトを利用した方が良い人
- ある程度自分自身で決めたい
- 一刻も早く転職したい
- 沢山の求人を見たい
転職エージェントを利用した方が良い人
- 転職活動を誰かと相談(共有)しながら進めたい
- 初めての転職活動で不安がある
- 比較的転職期間に余裕がある
上記の通りとなります。