転職したいけど在職中にするのと離職してからするのではどっちがいいんだろう?
転職するにあたり、上記の疑問を持つ人は多いと思います。
そこで今回は実体験を交えながら転職活動を進めるタイミングについて書いていきます。
結論:転職活動は在職中に進めるべき!!
いきなり結論から言いますが、余程の事情が無い限り、転職は在職中に行うべきです。
理由は下記になります。
在職中に転職活動をするべき理由
①経済的余裕を持ちながら活動できる。
現職を退職した後に転職活動となると、勿論収入源は無くなります。
余程の蓄えがあるのであれば問題ありませんが、転職活動の期間は一般的には平均で3ヶ月~6ヶ月と言われています。
このように仮に長期化した場合、ある程度の収入があるのであれば問題ありませんが、実家暮らしでは無く、賃貸マンションに住んでいて、貯金もそれ程無い場合はギャンブルに近い選択になります。
何より、収入という後ろ盾がない分、なかなか転職先が決まらないと本来の目的がズレてきて、「入りたい会社」→「受かれる会社」へ無意識に目標が変化する恐れがあります。
そしてなかなか決まらない中でやっと決まった会社が当初志望していた会社と違う場合でも、「お金が無いから、もうここでいいかぁ」となってしまいます。
②仮に転職活動に失敗しても、また働きながら再挑戦できる。
上記の理由から派生しますが、転職活動を続けてきて、仮にどこかで中断せざるを得ない場合もあります。
そういった場合も収入をある程度得ながら、再挑戦の機会を伺うことができます。
更には転職活動をしていく中でやはり現職で留まる選択肢を選ぶ可能性も十分ありえるでしょう。
冷却期間が必要になった際も収入が有るのと無いのとでは大違いです。
在職中に転職活動をするデメリットは…?
ただ、上記で在職中に転職活動をするメリットを挙げましたが、デメリットもあります。それは日程面の工面が難しいということです。
もし仮にあなたが土日祝が休日の会社に勤務を希望しているのであれば、選考日も必然と土日祝を除いた平日のみとなります。
更には現在は働き方改革も進んでいるので夜間の面接も受け入れてくれない企業が増えています。
在職中だと、志望する企業が平日にしか面接を受け付けていない場合、なかなか応募自体が難しいです。
ただ、自分も経験ありますが、それはもう相性が無かったとして割り切るしかありません。
本当に魅力的だと感じたなら、相手側も普段は受け付けない土曜日や夜間面接など、対応してくれるはずです。
離職してから転職活動した方が良いパターン
現職の職場環境がきつすぎて、心身がもたない
勿論、パワハラなどで体調を崩すくらい、精神的に追い込まれているという場合にはそれは全く話は別なので、急いで辞めましょう。
まずはしっかり体調を整えてから活動を開始しましょう。
空白期間の正当な説明ができる
ただ、上記のような理由で先に退職した場合、応募企業には正直に理由を話すのは控えた方が良いと思います。
先に会社を辞めざるを得なかった理由が本人に無い場合でも、面接官はその背景などは把握できる訳ありません。
あくまであなた本人を見た上で判断するので、変にマイナスイメージを持たれる可能性もあるからです。
先に退職した理由としては、
- 家族が病気になっていて看病の必要があった。
- 仕事がシフト制&時間が不定期なので転職活動がし辛かった。
など、できるだけ本人の問題が無い理由を考えましょう。
更には、できるだけプラスの理由として、
- 資格を取るために勉強していた。(その入社する企業で必要な資格前提)
- 海外留学(ワーキングホリデー)していた。
上記のようにプラス面を中心に正当な理由が説明できるのであれば、離職してから転職活動を進めても問題ありません。
しかし、単に転職活動をしていた、と答えると期間によっては、企業側が「この人は そこまで長く活動してても内定が無いということは魅力がない人では・・・?」と思われてしまう可能性があります。
あくまで離職期間の説明が理に適っているように、工夫して考えましょう。
まとめ:転職活動は在職中にした方が高メリット低リスク
以上が、転職活動は在職中に行った方が良い理由です。
繰り返しになりますが、どうしても在職中だと応募企業との日程面のすり合わせがネックになってきます。
ただ、それを心配したところであまり意味はありません。
職務経歴書を見てとても魅力的に感じるのであれば、土日だろうが夜だろうが関係なく企業は調整してくれるはずです。
もししてくれないのであれば、そもそもの話でこれまでの職歴の内容であなたは一歩後退しているということなので、どちらかと言うとあなたが企業に合わせないといけません。
どうしても入りたい企業であれば、現職の休日を何とか調整して活動するようするしかありません。
リスクを抑える為にも、転職活動は在職中に行うことをオススメします。