アラサーのサラリーマンが読むべきビジネス本3選【20代半ば~30代前半向け】

読書

今回は今まで自分が読んできたビジネス本の中で、社会人5~6年目、年齢で言うと20代半ばから30代前半の中堅世代のサラリーマンが読むべきビジネス本を紹介していきます。

何故、このターゲット層かと言うと自分が今年で30歳というのもあるのですが、

  • ある程度仕事に慣れてきて、後輩、部下を持つようになった。
  • 裁量を持たされ、責任がある仕事が増えてきた。
  • ビジネスマンとしての将来を考えるようになってきた。

この年代のサラリーマンは上記のような環境下に置かれていることが多いと思います。

そういった人に対して自分が読んできた本の中で今後の働き方の参考になったビジネス本を紹介して、同じように働く上でのマネジメント術、プレゼンテーション術、更には働き方そのものの参考にして貰えればと思います。

~アラサーのサラリーマンが読むべきオススメビジネス本3選~

「心を整える-勝利をたぐり寄せるための56の習慣」-長谷部誠(サッカー元日本代表)

1冊目はサッカー元日本代表での長谷部誠選手の「心を整える」です。

日本代表のキャプテンとして、W杯に3大会連続で出場、2018年のロシアW杯を最後に代表を引退した長谷部選手の2011発行の自己啓発本です。

初めてのW杯に出場した2010年南アフリカW杯当時、チームは低迷してしまい、直前まで当時の岡田武史監督の解任騒動が叫ばれていました。

そこで岡田監督は現状を打破する為、チームの主要メンバーを数名入れ替えシステムを変更、そして当時キャプテンを務めていた中心選手の中澤選手から、当時若干26歳だった長谷部選手にキャプテンを変更します。

26歳で言うとチームで言うとまだ中堅世代、チームは低迷状態、それでいて一癖も二癖もある日本代表をいかにまとめ上げてチームをベスト16に導くことができたのか、この本から答えが見つかります。

この本に書いている長谷部選手の人生経験からは、組織に属す上で重要なノウハウが詰まっており、更には普段の生活習慣、睡眠、食事の全てはメンタルを鍛える糧となることが分かります。

後は自分と同じくミスチルが好きなので、オススメの曲や、寝る前のナイトルーティンについても記載があり、つい真似したくなりますのもポイントです。

「実行力」-橋本徹

次にオススメするのは大阪府知事、大阪市長を歴任してきた橋本徹氏の「実行力」です。

こちらの本で書かれている事は

  • リーダーとはどうあるべきか?
  • 組織を運営する上でのPCDAサイクルの回し方
  • 結果を出す為の「ビジョン」の明確にする大切さ

上記をメインに描かれています。流石弁護士という事もあり、文中の表現が非常に分かりやすく、読みやすいので一気に読み進めることができます。

ビジネスマンとして組織の中で働く上でいかに周りを見渡すこと、そして業務を遂行する上での実務面をいかにイメージすることの大切さが懇々と説かれています。

更には橋本氏が政治家時代に評論家からバッシングされたことに対しても相手の実名を出して痛烈に批判しているので面白いです。

ただ、その批判も単なる悪口では無く、きちんと理にかなっている「反論」なので納得ができます。

政治家時代のエピソードを交えつつ、現代のビジネスマンが組織で働く上での重要なポイント分かりやすく解説しているので、難しいマネジメント論の本を読むよりかは、こちらを読んだ方が絶対に良いです。

「修羅場の説明力」-小野 展克

最後に紹介するのが小野 展克さんの「修羅場の説明力」です。

ビジネスマンにとって大切なのが「説明する力」です。

こちらの本には日常業務~プレゼンまで、いかに分かりやすく端的に自分が伝えたい事、相手が知りたい事を伝えられるか?という事を綴っています。

  • 情報力(自分が収集した(調べた)情報であるか)
  • 調整力(集めた情報を調整してまとめあげるか)
  • 発信力(調整した情報をいかにして発信するか)

上記の項目を中心に、働く上で誰しもが経験する「修羅場」の際にいかにして頭をフル回転させ、乗り切るか、という事のヒントが詰まっています。

更には現代の流動的な世の中を生き抜く為の指針も綴られてるので、現在の会社に不満が有る人や転職を検討している人にもオススメです。

働く上での周囲との折衝力を身に付けたい方に取っては参考になる本です。

社会人5年目以降のサラリーマンが読むべき本3選~まとめ~

reading book

今回は上記の3冊を紹介しましたが、また自分が読んだ中でオススメのビジネス本があれば随時紹介していきます。

ビジネスマンこそ、読書が大切です。

あなたの周りで読書をしているビジネスマンはいますか?

おそらく殆ど居ないと思います。

だからこそ、周りがしていない分、新しい知識を読書で吸収することは働く上でも生きていく上でも非常に大切なことになります。

今回は以上です。

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